



IMAIZUMI:僕はSHIBUYA109 lab.という若者マーケティング研究機関で、Z世代の集客に困っていたり、Z世代にフォーカスした取り組みを考えたりしている外部の企業の方々に向けて、営業としてサービスを販売しています。
DOI:私も同じチームに所属しています。ただ、担当している業務は少し異なっていて、外部企業のマーケティングサポートや、独自ネットワークであるSHIBUYA109 lab.MATEという学生会員組織の運営管理などを担当しています。
NAGAMATA:私も少し前まではお二人と同じ部署でしたが、今はSHIBUYA109のMD担当として、フロアに入っているブランドさんとの契約や、今後どのようなフロアにしていくのかについてのプランニングを行っています。
WATANUKI:私は食のプロモー ション事業を担当しています。2025年3月まで直営店として展開していた飲食店舗の運営管理や営業、それに関する業務を行っていました。
MORI:僕もわたぬきさんと同じ事業部で、企画や法人営業に携わっています。わたぬきさんとは異なり、民間企業ではなく、自治体と協力してご当地グルメの開発や地域振興のために何ができるか、ということをやり取りしていますね。
SATO:僕はSHIBUYA109とMAGNET by SHIBUYA109の運営管理をしています。ビルの設備・業務委託先などの管理、修繕対応をしつつ、MAGNETの営業とリーシングも担当しています。


仕事上での関わりはある?
IMAIZUMI:僕が所属しているマーケの部署だと店舗の方とは結構やり取りがありますね。店舗サイドで新しいテナントを検討している際に、SHIBUYA109 Lab.の知見などをもとにアドバイスをしています。
DOI:他にもマーケでは、企画戦略部とSHIBUYA109 lab. MATEメンバーで商品企画をしたことがありますね。
WATANUKI:商品開発以外でも、直近で私が担当した案件では、たくさんの人に知ってもらい、食べてもらうという目的の取り組みだったので、お客さまに限らず、他部署の方にもぜひ食べてもらいたい!と思い、メールでお知らせをして社内の方たちに来てもらう、といったような関わりがありました。
SATO:僕は広告・イベントなどの媒体を販売している事業部とは電気容量といったビルの設備要件の観点から関わることがあります。このメンバーの中では森さんとやり取りをしたことがあるくらいですが、それぞれと会話をすることは結構ありますね。
MORI:仕事では関わりがなかったとしても、話しやすい雰囲気が社内にあるので、意外と仲が良いといったことはあるかもしれません。
NAGAMATA:確かに、若者のトレンドや服装の話といったところから部署の垣根を超えた会話が起きることは結構ありますよね。私はここ最近、どいさんと薬局でのポイ活の話をよくしています(笑)。
DOI:よくしますね。ポイ活がトレンドかは分からないけど…(笑)


SATO:僕は中途入社で、前職では販売員をしていたのですが、その頃と比べると、一つのブランドや店舗ではなく、商業施設という大きな規模で、来てくれる人たちとテナントさんの満足度を上げられる仕事ができているな、と思えた時にやりがいを感じますね。
NAGAMATA:SNSで見て気になっていたり、好きだったりするブランドさんに出店してもらえて、一緒に仕事ができるのも楽しいですよね。また、以前在籍していたSHIBUYA109 lab.では、毎年発表している「トレンド大賞」など、自分が関わった調査結果がテレビや雑誌に掲載された時は嬉しかった思い出があります。
DOI:「トレンド大賞」がメディアに取り上げられて、入賞した人たちにも届いたり、大きな反響があったりすると、やりがいを感じますよね。
IMAIZUMI:営業の仕事で言うと、外部の企業の方々とZ世代向けの商品やサービスの開発・ブラッシュアップのお手伝いをしている中で、実際にできたものを見て、Z世代の子たちが喜んでくれるのを見ると、やってて良かったなという気持ちが湧いてきます。
MORI:僕の仕事では、運営している飲食店を通じてお客さんが楽しんでくれているところを見たり、聞いたりすると、すごく嬉しいですね。また、プロモーション企画を外部の企業の方と一緒に実行することも多いのですが、一緒に作り上げたものに対して、企業の担当者さんが喜んでくれるのを見ると、非常にやりがいを感じます。
WATANUKI:クライアントさんごとに異なる要望をどう実現するかを考え抜いた結果、相手が喜んでくれたり、「109だからこそできたよね」と言っていただけると、本当に嬉しいです。


IMAIZUMI:他の商業施設ではあまり見ない点として、ターゲットを若者に絞っているところがあります。若者を軸に、社内外でいろいろな取り組みが広がっているのは面白いなと思っています。
DOI:実際に若者とコミュニケーションを取る機会も多々あることで、トレンドや考え方といった直接的な情報がいち早く入ってくるのもこの会社ならではですよね。
NAGAMATA:社内としても若手スタッフの感覚や意見を取り入れようという雰囲気があります。若者ぶるといった意味では決してなく、若者を知ろうという考え方があるのは新卒で入社した当時から、とても良いなと思っていました。
SATO:あとは、助け合う雰囲気があることもポイントだと思います。未経験で何も分からないまま入社した中で、僕がここまで来られたのは、時には上司の方が僕と膝をつき合わせて一緒に仕事に取り組んでくれたこともあります。
WATANUKI:カジュアルな雰囲気ではあるけれど、キチンとすべきところはキチンとしていますよね。
MORI:東急グループということもあり、土台がしっかりとしているからかもしれませんね。


働くことの魅力は?
NAGAMATA:私のような新卒入社だけでなく、中途入社の方や関連会社から出向してくる方の割合も、他社に比べると比較的多い会社だと思います。そうした背景から、いろいろな新しい文化が持ち込まれ、知見が広がるのは魅力の1つです。会社の雰囲気としても、そういった新しい考え方を拒絶せずに取り入れようとする風潮があるように思います。
DOI:確かに。私は中途入社ですが、入社当初から私の意見もちゃんと聞いてくれましたし、逆に過去の経験からどう思う?と聞かれたこともありました。
MORI:いい意味でどの人ともフランクに話せますよね。社長も含めて、役職関係なく「さん」や「くん」付けで呼び合っていることもその裏付けかもしれません。
WATANUKI:フランクさの延長で、新しいことにチャレンジしてみようという自由さもあると思います。
SATO:そうですね。未経験だとしても、とりあえず自由にやってみなさいといった裁量権があるのは成長にも繋がるポイントだと思います。あと、私服で通勤できるのも個人的には大きいです(笑)。
NAGAMATA:めっちゃ分かります(笑)。
IMAIZUMI:もりさんは今日スーツだけどね(笑)。


SATO:今ではいろいろな業務をしていますが、もともとは全て未経験な中、時にはサポートしてもらいつつ、いろいろとチャレンジして今に至っています。今後も新しいことに対しても怖がらずに取り組んでいき、「あの人に聞けばなんでも分かるよ」と周りから言われるようなマルチな人材になりたいです。
IMAIZUMI:僕も現在は、マーケティング部門内の営業担当として働いていますが、もともとは未経験で入社してきました。そのため、マーケティングの知識や若者に関する情報は、僕たちのサービスを販売するためにしっかりと身につけていかないといけないな、と思っていますし、そのためにいろいろな領域の仕事に挑戦していきたいです。
DOI:いずれかはマネジメントの分野も挑戦していきたいと思っています。SHIBUYA109 lab.の更なる発展をサポートする役割を担いたいですね。
NAGAMATA:私たちがターゲットとしている15〜24歳のみなさんは、いつの時代も非常に強いトレンドへの意欲や発信力、新しい価値観を持ち合わせていると感じてます。抽象的にはなりますが、この会社で色々な経験を積み、得た知見を組み合わせて、若者たちのパワーを取り込み、渋谷周辺を盛り上げていくのが目標です。
WATANUKI:ながまたさんの言うように、若い方の火がついた時の爆発力はすごいなと思っているので、これまでの業務で得た経験と若者のエネルギーをミックスして、クライアント企業の方々にも届けていきたいです。
MORI:僕は業務でこうしていきたい、といった明確な目標があまりなくて。でも、エンタメが大好きなのは間違いないです。いくつになってもお客さんの心を豊かにするようなエンタメを提供し続けていきたいですし、その気持ちを忘れずに働いていけたらいいなと思っています。

※2025年2月26日時点