Z世代の生理に対する意識調査

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:石川あゆみ)が運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキューラボ)』は、外部調査パネルによるWEB調査とSHIBUYA109 lab.独自ネットワークによるインタビューから生理経験が有る方、無い方を含めて「Z世代の生理に対する意識調査」を行いました。

【Z世代の生理に対する意識調査トピックス】

【1】生理時に嫌な思いをしたことがある人は85.7% 。急な生理でブルーにならないサポートが急務
嫌な経験のTOP5は、「急な生理に対応できなかった」ケースと、「生理による体調不良で日常生活(学校・アルバイト)に支障が出る」ケースの大きく2つに分けられます。

【2】約8割が工夫を凝らして過ごす生理期間。その “セルフケア” ニーズの実態は?
生理時の工夫として「暖かい格好をする」「温かい飲み物を飲む」など、身近なケアを大事にしていることがわかりました。生理関連であったら嬉しいもの1位として「おすすめな食べ物」が挙がりました。

【3】生理経験者でも理解度に自信があるのは約65%。 Z世代はSNSも活用して知識を深める
「生理についてもっと理解したい」と感じているZ世代は生理経験を問わず約半数にのぼりました。生理経験者は「Instagram」、生理経験無の方は「動画配信サービス」が情報源TOP3内と、SNSも活用しています。

【4】生理の相談は家族が6割超え、友達や恋人との共有も。一方、医療機関に相談したいがハードルは高い
生理経験の有無を問わず、生理についての話題は4割以上が「話しにくい」と感じているようです。家族や友達など身近な人と会話をする一方で、婦人科の利用に興味を持つZ世代はいるものの「妊娠のイメージがあり、行きづらい」という声が聞かれ、利用のハードルの高さを感じている実態がわかりました。

【5】所長が分析!「生理に対する理解の貧困」も?生理への理解促進をしつつ、向き合うスタンスには多様性を
「経済条件(収入・価格)による生理の貧困」だけでなく、「生理に対する理解の貧困」に苦しむZ世代もいるという課題も明らかになりました。世代や生理経験の有無を問わず、社会全体で正しい知識をインプットしサポートし合える環境の整備が必要と考えます。

 

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