メッセージ

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
代表取締役
木村 知郎

このたび、新会社SHIBUYA109エンタテイメントの代表取締役に就任致しました木村知郎です。

これまでSHIBUYA109事業は東急モールズデベロップメント(TMD)が行ってきました。TMDは、沿線型ショッピングセンターとSHIBUYA109という個性が異なる商業施設事業を行なう会社です。そのため、変化の早いマーケット環境や若者のライフスタイルの変化に的確な対応が遅れる一方 SHIBUYA109で得た利益をSHIBUYA109にだけ再投資することができず、ソフト面・ハード面ともに劣化が進み、SHIBUYA109の売上は2008年度をピークに低迷してきました。
 しかし一方で、ハロウィンやカウントダウンの驚くべき賑わいを見てもわかるとおり、渋谷は東京の象徴であり、SHIBUYA109は今も変わらぬ渋谷のアイコンとして、国内のみならず世界の人々にも知られています。
 今回の新会社設立は、SHIBUYA109ブランドを唯一の糧として、過去に成功を収めたビジネスモデルに固執することなく、SHIBUYA109を再生していく決意表明です。

そのためにまずSHIBUYA109を大きく改革していきます。これまでアパレルが9割を占めていましたが、その比率を7割程度まで下げ、飲食・雑貨・サービスなど、単なるファッションビルにとどまらず、モノやコトを提案する商業施設としての新しいSHIBUYA109をつくり上げていきます。
 その象徴として、具体的にはまず、今年4月に「IMADA MARKET(イマダマーケット)」をSHIBUYA109の地下2階でスタートさせます。これは、個人で活動しているインフィルエンサーやこれから成長しようとしているスタートアップ企業の挑戦をバックアップするインキュベーション事業の1つであり、出店者は商品を当社に預けていただくだけで、当社にて店舗オペレーションや在庫管理を行うとともにEC市場での販売も行っていきます。

また、8階には、デジタルネイディブ世代を中心に、エンタテイメントやカルチャーとコラボレイトしたPOP UPスペース「Disp!!!(ディスプ)」を4月上旬にオープンし、買い物の仕方の最先端を提案します。
 一方、109MEN’Sは新たな渋谷発の若者情報発信基地としてスタートし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えながら、渋谷の“今”を発信する食・スポーツ・ファッション・エンタテイメントを中心にライブ感あふれる体験型スペースへと進化させます。
 そして、109NETは、テナントの皆様との在庫連携を更に強めながら、リアルとネットを共有するオムニチャンネル化を強力に推進するとともに、「109ニュース シブヤ編集部」や「SHIBUYA109公式SNS」でのお客様とのコミュニケーションを更に強化して、これからのSHIBUYA109ブランド展開の基礎としていきます。
 そのほか、イベントプロデュース事業、メディア事業、エンタテイメント事業、マーケティング・コンサルティング事業に取り組み、渋谷だからこそ体験できるワクワクするような「価値」を常に提供していきます。

まずは、その第一弾として、2017年中に109MEN’Sの屋上や渋谷109のシリンダーを活用することで、「エンタティメントシティ渋谷」の新しいイメージ作りに一役買えたらと思っています。

これらの取り組みは全て、SHIBUYA109が、「いつも若者の今を輝かせ、夢や願いをかなえる存在」であるためのものです。日本、そして世界の若者を輝かせ、自らも輝き続ける存在でありたい。新生SHIBUYA109は再び輝き始めます。